まだ生まれていない息子との対話 『時生:東野 圭吾』を読んだのでストーリー・あらすじ・感想まとめ
彼の最後の言葉、 今この瞬間でも僕は未来を感じることができる
という言葉を噛みしめました。
この前読んだ「地下鉄に乗って」は、
息子が父親の若いころに会ったことを、息子の目線で書かれていた。
ストーリー・あらすじ・感想まとめ
「時生」は、メトロに乗ってとは、視点が違っていて、
息子が会いにきた、父親の視点で書かれている。
その息子は、グレゴリウス症候群という病気で長くは生きられない。
なぜそんな息子が他人の体を借りて、
自身の前に現れたのか?
ストーリーが進むにつれて明らかになってくる・・・。
息子である時生が父親に向ける、
ひたむきな態度にはこみ上げてくるものがある。
時空を超えた親子の愛を 感じることができる作品だと思う。