フェイスブックをビジネス利用する使い方(ファン増加)のコツを学べる「Facebookを集客に使う本」を読んだので内容のまとめ・要約
ソーシャルネットワークの「ソーシャル」は「人とのつながり」のことだ。
「ビジネスに使う本」の著者の第2作目。
前作を読んだときは自身も知識があまりなかっただけに、
非常に参考になる部分も多かった。
本作は、前作よりちょっとだけ踏み込んだ内容になっている。
内容のまとめ・要約
フェイスブックを集客に使おうとしている人たちの中には、
従来型のプッシュ型集客から抜け切れず、
宣伝や告知のためおの新たな場所だと思っている人が多い。
冒頭で語られているこの部分。
仕事としてやる以上、顧客にプッシュしたい。
気持ちはすごいわかる。
でも同じ考えではソーシャルメディアではうまくいかないかもしれない。
というか同じ考えでソーシャルメディアに手をだすと危ないような気がする。
フェイスブックは売り込みやセールスを極端に嫌うメディアだ。
これを理解すべきなんだろう。
コンテンツが3リットルあったとしたら、
セールスメッセージはほんの1滴か2滴でいいんです。
いいねを得るために
フェイスブックを始めたら、
やはり「いいね」を押してもらってファンを集めたい。
ユーザーがいいねを押したくなるポイントとして、
いいねゾーンを取り上げている。
いいねゾーン(適度な刺激)
納得できる意見/勉強になる視点/意外な発見
面白い話/かわいい写真や動画/ためになる情報
自分に関係がある情報、参加できるもの/いち早い情報
これらのコンテンツが含まれた魅力的なものに
なっているか見直すといいのだろう。
ファンをあつめる
ファンを集めてのコミュニケーションの中で気になるのは
やはりクレーマーの存在。
フェイスブックページは、実名登録ということもあり、
ほとんどの人が常識的で、ポジティブだ。
ちょっと安心。
とはいえそれでも問題が起きないとは限らない。
ただ、実名であるからこそそれなりに、使う側も真剣に伝えてくる
それに真摯に答えられる度量が必要なのだと思う。
ファンの数
日本語でかかれたフェイスブックページのうち、
1000人以上のファンを獲得できているのは全体のわずか4%に満たない
100人未満のページがなんと全体の7割を占める。
まだまだこれが現実。
現実的に見れば、短期間での費用対効果は望めない。
長期的な投資対効果で納得出来ることも重要なんだろう。
ファンを集めるコンテンツ
フェイスブックページの魅力を形づくる要素は3つある。
1.コンテンツ
2.パーソナリティ(ブランド)
3.向き合い度
この3つがきちんと、
そろっていることが好ましいそうだ。
たしかにコンテンツの充実はもちろん、
それに答える人や会社の個性も重要だし、
対応するヒトの熱意も重要なことだと感じた。
そばにいて話かけられるような感じ、
つまり「隣にいる感覚」がないと、
フェイスブックのファンは満足しないのだ。
これはわかりやすい表現。
ソーシャルメディアのおける消費者心理の3つのステップ
know 知る⇒Like 好きになる⇒Trust 信頼
ソーシャルメディアを経由した、消費者は、
この3つのステップを通って行動を起こす。
コンテンツがそれぞれのステップでのニーズをみたすものになっているのか
それを考える必要があるんだろうなぁ。