kubolog : クボログ

久保のブログ

雑誌の付録(おまけ)ビジネスが儲かる理由や、ムック本の売れるカラクリについて思うこと

録画したがっちりマンデーをみていた。

今回は、
「儲かる付録ビジネス」の特集。

最近やたらとおまけ付き雑誌が多い気がする。
まぁ、最近でもないか。。。

Hd Wallpaper Magazines Printed Texts  - ArturoAez / Pixabay
ArturoAez / Pixabay

雑誌の付録(おまけ)ビジネスが儲かる理由

で、このビジネス。
仕組みは、規模の経済。 だとおもう。

コンビニや書店などなど、たくさんのお店で売ることが
できる雑誌(ムック本)だからこそ、たくさんの数がだせる。
(それこそ、SWEETとかなら、100万部規模らしい。
イブサンローランのトートつきは、120万部

100万部さばければ、
ブランドにとってみればタッチポイントもふえて、
認知の拡大も望める。
(実際、レスポはかなりの反響を得たらしい。)

雑誌を販売する出版社も、
たくさん作ることにより、規模の経済がはたらいて
原価コストをさげることができる。

さらには、たくさんさばけばさばくほど、
広告枠も魅力的になり、広告媒体としての価値も上がる。

そうすると、

・大量生産による原価の低下
・読者増加による広告媒体価値の向上

がのぞめる。

まさに規模の経済、さまさまのビジネスモデル。

なんでムック本は男性向けの雑誌が少ないのか?

こう考えると、まえまえから疑問だった、
なぜ男性雑誌のおまけが、女性誌と比べると見劣りするのか?
(最近はだいぶしっかりしつつあるけど・・・)
もしくは、
女性誌と比べても男性誌のほうが少ない。

という理由がハッキリしてくる。

男性は、女性に比べてファッションに対する意識が低い、
ということは、ファッション雑誌に対する意識も低い。
(あくまでも一般的にであって、例外もいるとは思います。)

おまけ雑誌ビジネスが規模の経済で支えられている市場であれば、
部数があまりでなければ、クオリティを落として原価を下げるしかない。

となると、たくさん売ることにより原価がさげられる
規模の経済により、ウハウハになる、おまけ雑誌ビジネス成立しな い。

つまりたくさん売れる、女性誌のほうが作りやすいから、
いろんな種類だったりがつくれると。

・・・とういうことか。

まぁ、深く調べるとまだまだいろんな裏側があるんだろうけど、 、、

ちなみに個人的には、
最近はおまけ本・ムック本はあまり買ってません。

結局、ムック本はそのブランドの入門用のアイテムというか、
品質まで再現できていないことが多く、
長く使えないかなーと感じるからです。