kubolog : クボログ

久保のブログ

自身の思い込みに惑わされてはいけない 「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」を読んだ。

科学と真理は、近づくことはできてもけっして重なることはできない、ある意味とても切ない関係なんです。

やさしく科学を説明しつつ、
世の中のすべては、仮説なんですよってことを書いた本?です。

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
竹内 薫
光文社
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世の中で当たり前だとおもっていたこと、
それが実際には当たり前じゃないんです。

気づきそうで気づいていないこと、
そんなことが書かれています。


たとえば、飛行機。
飛ぶのは当たり前で、
飛ぶメカニズムなんて解明されていると思うでしょう?
ただそんなことはないんです。
飛行機の飛ぶメカニズムはいまだに解明されてはいないのです。
生きていく中で白だと思って信じてきた部分。
それはあくまで仮説であって、
いつでも灰色であって、その後黒になることもあるんです。
物事は、先入観にとらわれてはいけません。
常識など仮説に過ぎないのです。
これは○○が当たり前だよなんて思ってても、
実はちがかったなんてのは良くあることです。
前にホームページをつくっていて、
こんなことがありました。
「ブラウザで見るときは
みんなお気に入りを右に出しているから、
サイズは760pxくらいがいいですよ」
と自分がいうと
「いや出してないよ」
「お気に入りのメニューからみるよ」
こんな声が上がってきました。
自分が思っていた、
人はみなブックマークのサイドバーをだして、
ブラウジングする
ということは、
あくまでも自分の思い込みだったんですね。。。
このときはかなり恥ずかしかったです。
こんなことをまた、
起こさないためにも、
物事は、
常に疑い、別の角度から改めて見てみる。
そして、
自分の中にある仮説だけじゃなく、
他人が持っている仮説も理解しなければならない。
そんなことを
この本を読んで思いました。