「アドルフ」コンスタン(恋愛の心理と人間の悲劇的な性格の本質)のストーリー・あらすじのまとめ・ネタバレ 公開日: 2022/02/14 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと 太宰治の人間失格の解説のなかで、 奥野健男さんという方が、 ・・・コンスタンの「アドルフ」が 恋愛の心理と人間の悲劇的な性格の本質をとらえた作品として・・・ と… 続きを読む
商社マンの葛藤 「毎日が日曜日:城山三郎」を読んだ。あらすじ・ストーリーのまとめ。 公開日: 2020/11/14 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと 商社マンは、アリのように勤勉で、どこへでも出かけて、骨惜しみをせず、働かなければならない。 商社マンはまた、幅広い勉強をし、トンボのような複眼で、物事を考えるよ… 続きを読む
定年退職後の人生について考えさせられる本「渡辺 淳一 – 孤舟」のあらすじ・ストーリー・感想のまとめ 公開日: 2020/10/30 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと すべてが変わった以上、自分も変わらなければ生き辛くなるだけである。 それに口惜しいけど、年齢とともに男のほうがはるかに弱く、頼りなくなるようである。 孤舟とは、… 続きを読む
ハンチントン病の症状に怯え、遺伝子の継続に悩む姿 「光射す海:鈴木光司」のストーリー・あらすじ・感想まとめ 公開日: 2020/06/19 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと どれもたいした理由にはならない。 なんとくだらない人生を送っていたのだろう。 自分がひたすらちっぽけな存在と感じられたが、 それでも死にたくはなかった。 小説を… 続きを読む
自殺について考える。「湊かなえ:少女」を読んだのでストーリー・あらすじのまとめ・要約と感想 公開日: 2017/02/13 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと この前読んだ、「Nのために」に続き、 湊かなえの本「少女」を読んだ。 ひとつの作者に、はまると、 いっきに読みたくなる。 「想像力が乏しいくせに、自分では知性が… 続きを読む
人の中にある暗い部分。闇の部分。「Nのために」を読んだのでストーリー・あらすじのまとめ・要約と感想 公開日: 2017/01/23 更新日: 2022/06/07 小説のこと, 本のこと 「告白」を読んで、面白くて止まらなくなった、 湊かなえの新作。 「Nのために」を読んだ。 期待通り、おもろい。 「告白」以上ではないけど・・・。 ストーリー・あ… 続きを読む
「喜び」の本 『少女パレアナ:エレナ・ポーター』を読んだ 公開日: 2011/11/10 更新日: 2011/11/10 小説のこと, 本のこと パレアナは生きる上であるゲームをしている。 それは、「喜ぶ」というゲーム 「ゲームはね、なんでも喜ぶことなのよ。 喜ぶことをなんの中からでもさがすのよ。 ──な… 続きを読む
どんでん返しな結末の小説 「カササギたちの四季:道尾秀介」を読んだ 公開日: 2011/08/08 更新日: 2011/08/08 小説のこと, 本のこと 女性のためにこっそり役に立とうとするのは男性と決まっているからさ。 この著者の作品の面白さは、 最期に予想もしなかったどんでん返しな展開が待ち受けていることだと… 続きを読む
人生を考え直す旅 『三十光年の星たち:宮本 輝』を読んだ 公開日: 2011/07/16 更新日: 2011/07/16 小説のこと, 本のこと 自分の身の回りで起こることは、すべて何か大きな意味があります。 なにをやってもダメな人間がいる。 でも、本当にそうだろうか?。 きっと、なにかどこかに誇れる物が… 続きを読む
応援団になったおじさんが学ランで大学へ・・・でも感動。 「あすなろ三三七拍子:重松清」を読んだ 公開日: 2011/06/25 更新日: 2011/06/25 小説のこと, 本のこと 応援――。 いま、わかった。 それは、自分以外の誰かのことを、 ひたすらに、がむしゃらに思うということなのだ。 人は、年をとるにつれて涙もろくなる・・・。 そん… 続きを読む
就活の面接などに挑む新卒の姿を通し「働く」とは何かを模索する 「シューカツ!:石田衣良」を読んだ 公開日: 2011/06/15 更新日: 2011/06/15 小説のこと, 本のこと シューカツで試されるのは、 学力でも知識や経験だけでもなかった。 性格やルックスまでふくんだ、 その人間がもつすべての力が試されるのだ。 世の中には経験しておけ… 続きを読む
小学校の頃の思い出や子供時代の春や夏の懐かしい思い出を感じる本 「再会:重松清」を読んだ 公開日: 2011/06/05 更新日: 2011/06/05 小説のこと, 本のこと おとなになるということは、「余り」の出ない割り算を覚えるのではなく、 「余り」を溜め込んでおく場所が広くなる、 ということだけのことなのかもしれない。 「再会」… 続きを読む
Kでつながる3人の女性の物語 「花の鎖:湊 かなえ」を読んだ 公開日: 2011/04/13 更新日: 2011/04/13 小説のこと, 本のこと 一度頼ると。一生一人では何もできなくなってしまう。 そう強く自分に言い聞かせた。 本書は、湊 かなえ作品の中で、 告白の次くらいに、位置する作品かも 個人的に。… 続きを読む
生きるために生まれ直す 「球体の蛇:道尾秀介」を読んだ 公開日: 2011/03/31 更新日: 2011/03/31 小説のこと, 本のこと 人間はみんな、ただこの世に生まれただけじゃ駄目なんだ。 存在できただけじゃ駄目なんだ。人生のどっかで、生きるために生まれ直さなきゃいけない。 白蟻駆除会社でアル… 続きを読む
未来は今とつながっている 「フィッシュストーリー:伊坂 幸太郎」を読んだ 公開日: 2011/03/15 更新日: 2011/03/15 小説のこと, 本のこと 意味を求めるのも人間だけかもしれない 久々に伊坂作品を読んだ。 図書館だと予約多すぎて借りられない・・・。 フィッシュストーリー posted with ama… 続きを読む