あの悲劇の裏側であったこと『スギハラ・ダラー:手嶋龍一』
後知恵こそ勝利への王道――。
なんとなく気になって買ってみた本。
「スギハラ・ダラー」。
インテリジェンス(諜報)小説という位置づけのようだけど、
正直買ったときは、その意味がわからなかった。
諜報の意味をWIKIで調べて納得できた。
諜報活動(ちょうほうかつどう)とは、
政治や治安、経済や軍事上の目的などのために、相手国や対象組織の情報を収集する活動である。
特に非合法的手段による情報収集をスパイ活動(Espionage)という
普段まったく気にしないジャンルだけに、
ときどき何回なパートはあったけれども、
読み終えてみると、なかなか面白かったように思える。
すべてが実話ではないとは思うけど、
実話をもとにしては書かれているのだと思う。
9.11の悲劇の裏側には、
その事実を事前に、知りそこから大きな利潤を得た人間がいる。
普通に暮らしていれば、まったく接することのない世界、
そんな世界を知ることができる本ではないかと思う。
(自分が知らなすぎるだけかもしれないけど・・・)