本の読み方を学ぶ 「実践!多読術:成毛 眞」を読んだ。
〝賢者の読書〟の効果効能は、夢見る力を養い、常識を疑う力をつけて、モノ見方を多面的にして視野を広げ、アイディアを豊かにすることだ。
自分が本をたくさん読むきっかけとなった、
「本は10冊同時に読め!」の著者、成毛さんの新作を読んだ。
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成毛さんは、このように言う。
動物の中で人だけが本を読む。したがって、本を読まずして自身が成長し、人生に成功する方法などあるはずもない。
しかし、ただ本を読めば良いというものではない。適切な本を選んで多読を心がける、そして並列に読むことが大事だ。
人間に与えられた時間は、平等で24時間しかない。
その平等に与えられた時間の中で、
どのような本を選び、いかにして本を読むか?
本書では、後半のほとんどを、
成毛さんのおすすめ図書紹介にあて、
前作よりもより実践的なものになっている。
自分は、ここまで厳しく読書をすることはできないと思う。
小説も好きだし、やさしく読めるHOW TO本も好きだ。
でもそれだけがすべてではない。
やさしい本だけをよみ、近視眼的な思考に陥るのではなく、
様々な本を読み、
物事を多面的に、複視眼的に見られるようにすることが
重要なことだと思う。
変革は辺境から生まれる。非常識から、次の常識が生まれるのだ。
この本を読んで、
読書熱がまたまた上昇させられました。
最近、自己啓発本の世界において、「最大の努力をすべきか否か」という論争があるそうだ。私は基本的に努力するのは苦手だし、人に努力を強いるのもいやだ。
第一に無理をすると、なにごとも長続きしない。第二に人生というのは、かなり運に左右されると思っている。とりわけ運の要素が色濃くでてくるのは仕事である。