ラブリーボーン
「私は、殺された。」
っていう予告につられて面白そうで見てみた。
殺されてあいだの世界にいるサーモン。
その視点でストーリーは始まる。
なんか、乙一の小説で同じような設定があったなぁ。
「夏と花火と私の死体」って小説。
個人的にはこっちのほうが好きだな・・・。
少女のいる世界「天国と現世とのあいだ」の描画は綺麗でよかったけど、
ストーリーがあんまり好きじゃなかったかな・・・。
特に感動もなし・・・。
犯人のラストも微妙だし・・・・。
本当、あんだけひっぱって犯人のラストこれ?って感じだった・・・。
ただ、
スージーの最後のほうのセリフ。
ここは心に残った。(たぶんこんな感じのニュアンスだったと思う・・・。)
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死者が死を受け入れても、生きている人間には届かない。
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死者は自分の死を受け入れ、
生きているものは、
その人の死を受け入れなければならない。
受け入れたくなくても、
受け入れるしか方法はないのだから・・・。
なんて、口では言えても、
自分自身がもし、そういうことになれば無理だけど・・・。