作りたいという熱意!『ウェブで一発当てる方法』
サイコロ給や、スマイル給など、
ユニークな制度でも話題の面白法人カヤックさんの本
「Webで一発当てる方法」を読みました。
ワークスコーポレーション
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費用対効果とかそんなのは関係なくて、作りたいから作る。
自分が作りたいものを熱意を持って作る。
そうすると結果として、一発当てるコンテンツやサービスが出来上がる。
じゃあ、一発当てるコンテンツってなんなのか?
それが本書内で”スマッシュコンテンツ”といわれるもの。
スマッシュコンテンツの定義は、
「特に目的もなく作ったコンテンツ」が
「リリース後のあるタイミングで急激にPV数が増え、ブレークするコンテンツ」である。
そしてこのスマッシュコンテンツを作るための方法が書かれたのが本書である。
スマッシュコンテンツを作り出すための、
アイデアを出すための方法から、スマッシュコンテンツの収益化などなど、
自社内のスマッシュコンテンツの説明や
数々のスマッシュコンテンツ創出者へのインタビューなどを通して説明されています。
で、その中で気になったのが、
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スピードの重要性
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スマッシュコンテンツを作ってすぐに出さないと、
類似サービスが立ち上がりその開発が無駄になるそんな可能性もあるので、
アイデアを思いついたらすぐにリリース。
完成度はリリースされてから高めればよいと。
たしかにスピードは大事ですよね。
それは、どんないろんなことに言えるはず。
あと、収益部分。
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通常Google AdSenseから得られる広告収益は、100万PV/月くらいのサイトで、
およそ10万/円位を推移するとされていますが、コンテンツマッチの制度をあげることで、
30万/円位まで増やすことは可能です
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んん、こんなモノなんですね。
あと、ツタヤオンラインの方との話のなかで、
技術ありきと、企画ありきで意見がわかれてるのは、
論理的に考える企業と、論理的に考えつつも楽しさをもとめる、
クリエーターとの意見の違いが見えて面白い。
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カヤックさん
「この技術から仕掛けていきたい」
ツタヤオンラインさん
「この企画だったらこの技術も使えるんじゃないか」
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とまぁ、いろいろ書いた(ぜんぜんまとまってないけど)けど、
なにが言いたいかって言うと、
費用対効果とかを考えて企画を考えるのは、とても大切なことだけど、
ときには、費用対効果を考えず、
ただ、
「自分が作りたいから作る」
そんな熱意で何かをつくってみるってのも
悪くないなって、そう思えたのが、この本を読んでの収穫だった気がします。