ただ悩むだけでは意味がないということ
今月号の日経トップリーダーにのっていたこと。
一流の経営者の、悩み方について。
興味深かったのでメモ。
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名経営者は、
「起きる可能性が高く、なおかつ、対応が可能な問題」
だけを悩み、
「起きる可能性が低い問題」
「対策が不可能な問題」
には、あまり悩まない。
めったに起こらないこと、対応のしようがないこと
を悩んでも無駄だからだ。
一方、平凡な経営者は、
「悩んでも仕方がないこと」
ほど心配し、眠れぬ夜をすごす。
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たしかに、そうだ。
「答えがある悩み」のみを考えればよい。
「答えがない悩み」に悩み、
時間を使うのはムダである。
姜 尚中さんの「悩む力」で、
悩みぬくことの重要性が書かれていたが、
この中では、とことん悩むことによって、
一線を越えろ。みたいなことがかかれていた。
つまり、
「答えがある悩み」をとことん悩みぬく。
それが大事じゃないかと思った。
「答えがない悩み」を悩みぬき、
自分なりにだした答えは、ムダになることが多いと最近思う。
特に、人が関わる問題については。
結局、そこには自分の思考しか入っていないから。
そんなムダなことに時間を使っても仕方がなかったんだ。
と本を読んでいてふと思った。
まぁ、人間なかなかそんなに合理的には、行かないもので、
くだらないことでつい悩んでしまうんだけど・・・。
頭の片隅には、入れておきたいことです。