母親を失った親子の感動物語 『ステップ:重松清』を読んだ。
悲しみや寂しさは、消し去ったり乗り越えたりするものではなく、付き合っていくものなのだと――誰かが、というのではなく、僕たちが生きてきた日々が教えてくれた。 悲し…
久保のブログ
悲しみや寂しさは、消し去ったり乗り越えたりするものではなく、付き合っていくものなのだと――誰かが、というのではなく、僕たちが生きてきた日々が教えてくれた。 悲し…
つまり、知識の探求に加えて、われわれは家庭でも学校でも、共感する心というものを教えるべきだと。 われわれの子供たちに、他人の目見、感じる心を育むように教え、他人…
目に見えるものが本当のものとはかぎりません。 ぼくの敵はぼく自身の中のぼくでもあります。 ぼく自身の中に非ぼくがいます 村上春樹が阪神淡路大震災をきっかけ?とし…
仲間が欲しいのに誰もいない『ひとり』が、『孤独』。 『ひとり』でいるのが寂しい『ひとり』が、『孤立』。 誇りのある『ひとり』が、『孤高』。 重松清の疾走を読んだ…
たくさんあった辛い出来事を このひと言でなかったことにするのは、なしです。 0をかけるってこういうことなのかな。 往復書簡 posted with amazle…
自分がやったことを、全部そのまま受け入れて生きていける人なんていない。 どこにもいない。 失敗をぜんぶ後悔したり、取り返しのつかないことを全部取り返そうとしたり…
散るべきときに散ってこそ 男と生まれし甲斐はありけり 特攻隊や、戦犯裁判などで、 戦死をされた方々が最後に家族に宛てた手紙を まとめた本。 「国民の遺書」を読ん…
『硝子のハンマー』のシリーズ。 狐火の家を読んだ。 狐火の家 posted with amazlet at 10.09.26 貴志 祐介 角川書店 売り上げラン…
最近ずっと、 貴志 祐介の作品を読んでいる。 「硝子のハンマー」はネットでの評判はイマイチ?だったので、 読もうか迷ったけど、 狐火の家も買ってしまったので、読…
黒い家を読んだ。 これは怖い・・・。 保険会社に勤める主人公はあるとき、 保険金詐欺と思われる事件の担当となり、 深くかかわっていく。 そしてその事件には、 利…
ひとつの作品を気に入ると、 その作家のほかの作品も読みたくなる。 「悪の経典」に続き、 貴志祐介の作品、「新世界より」を読んだ。 新世界より 上 posted …
『悪しき者に抵抗うな。人もし汝の右の頬を打たば、左をも向けよ。 汝を訴えて下着を取らんとする者には、上着をも取らせよ。』 「塩狩峠」を読んだ。 噂どおりの良書。…
自分の人生は想像以上に思い通りにいったのではないか、 と思えた期間は、果たして一年あっただろうか。 告白の映画化で話題の湊かなえの新作、 「夜光観覧車」を読んだ…
ものに名前が付けば、意味が生まれ、認識され、 世界が確立する。 東京島 posted with amazlet at 10.09.26 桐野 夏生 新潮社 売り…
思い出は作るものじゃなくて、勝手に、なるものなんだよ。 いつの間にか気づいたら思い出になってる、そういうものだよ 久々に伊坂幸太郎の作品を読んだ。 「砂漠」 砂…